User talk:Myamamura
速度の魔術 序幕 生命速度
一定体温動物では生きている限り、速度はゼロになることはありません。私たちは運動すれば暖かくなり、続けると汗が出ます、そして速い速度で走行すると汗が早く出始めことを経験します。これは速度が熱を作り出している証拠です。一定体温動物が体温を維持出来るのは常に身体を動かし速度を保っているためです。一方変温動物では冬になると速度ゼロに近くなり、停止状態になりますが、生存はしています。
速度は2種類あります。一つは大脳の命令で、体性神経を通じて、随意に外に向かって、動かことが出来る骨格筋による速度です。この筋肉は活動を睡眠により休ませることが出来ます。一方、体内には、内部器官(心臓、肺、血管、消化器等)が作り出す、平滑筋速度があります。この筋肉は脳幹の制御の基、自律神経を通じ、休むことなく動き続けています。体温の維持は主にこの平滑筋の速度により支えられています。
それでは実際に自分の速度を算出して見ましょう。 1. 骨格筋速度 歩数計で一日の歩数を出します。歩数と歩幅の積を計算し1日に動いた距離をkmに変換します。この距離を24時間で割れば、1日の平均速度が算出されます。 例 10,000歩 歩幅0.5m 距離は5000m=5km 速度 5km÷24h=0.21km/h
2. 平滑筋速度 基礎代謝から計算します。 基礎代謝の式は以下の通りです。 男性基礎代謝量=66+(13.7 x 体重) + (5 x 身長) - (6.8 x 年齢) 女性基礎代謝量=(665 + (9.6 x 体重) + (1.7 x 身長) - (7 x 年齢) 身長cm、体重kg
次に速度の計算です。電卓要。 速度(km/h) = 0.36√a/10/体重 a:基礎代謝、 bw:体重kgとすると、下の式で速度ν(km/h)が算出されます。
厚生労働省から発表されているゼロ歳から 75歳までの日本人平均身長、体重から速度を計算しました。その結果を示します。
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Caption1
年齢に応じて速度の低下がみられます。減速に伴い、熱産生が低下します。気温の低下に対応出来なくなると、電気毛布等外部からの熱の助けが必要になります。
次回は速度の魔術 第一幕 体内時計
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速度の魔術 | 0 | 20:26, 3 September 2008 |
速度の魔術 | 0 | 17:20, 3 September 2008 |
速度の魔術 序幕 生命速度
一定体温動物では生きている限り、速度はゼロになることはありません。私たちは運動すれば暖かくなり、続けると汗が出ます、そして速い速度で走行すると汗が早く出始めことを経験します。これは速度が熱を作り出している証拠です。一定体温動物が体温を維持出来るのは常に身体を動かし速度を保っているためです。一方変温動物では冬になると速度ゼロに近くなり、停止状態になりますが、生存はしています。
速度は2種類あります。一つは大脳の命令で、体性神経を通じて、随意に外に向かって、動かことが出来る骨格筋による速度です。この筋肉は活動を睡眠により休ませることが出来ます。一方、体内には、内部器官(心臓、肺、血管、消化器等)が作り出す、平滑筋速度があります。この筋肉は脳幹の制御の基、自律神経を通じ、休むことなく動き続けています。体温の維持は主にこの平滑筋の速度により支えられています。
それでは実際に自分の速度を算出して見ましょう。 1. 骨格筋速度 歩数計で一日の歩数を出します。歩数と歩幅の積を計算し1日に動いた距離をkmに変換します。この距離を24時間で割れば、1日の平均速度が算出されます。 例 10,000歩 歩幅0.5m 距離は5000m=5km 速度 5km÷24h=0.21km/h
2. 平滑筋速度 基礎代謝から計算します。 基礎代謝の式は以下の通りです。 身長cm、体重kg
男性
次に速度の計算です。電卓要。
a:基礎代謝、 bw:体重kgとすると、下の式で速度ν(km/h)が算出されます。
厚生労働省から発表されているゼロ歳から 75歳までの日本人平均身長、体重から速度を計算しました。その結果を示します。
年齢に応じて速度の低下がみられます。減速に伴い、熱産生が低下します。気温の低下に対応出来なくなると、電気毛布等外部からの熱の助けが必要になります。 次回は速度の魔術 第一幕 体内時計
速度の魔術 序幕 生命速度
一定体温動物では生きている限り、速度はゼロになることはありません。私たちは運動すれば暖かくなり、続けると汗が出ます、そして速い速度で走行すると汗が早く出始めことを経験します。これは速度が熱を作り出している証拠です。一定体温動物が体温を維持出来るのは常に身体を動かし速度を保っているためです。一方変温動物では冬になると速度ゼロに近くなり、停止状態になりますが、生存はしています。
速度は2種類あります。一つは大脳の命令で、体性神経を通じて、随意に外に向かって、動かことが出来る骨格筋による速度です。この筋肉は活動を睡眠により休ませることが出来ます。一方、体内には、内部器官(心臓、肺、血管、消化器等)が作り出す、平滑筋速度があります。この筋肉は脳幹の制御の基、自律神経を通じ、休むことなく動き続けています。体温の維持は主にこの平滑筋の速度により支えられています。
それでは実際に自分の速度を算出して見ましょう。 1. 骨格筋速度 歩数計で一日の歩数を出します。歩数と歩幅の積を計算し1日に動いた距離をkmに変換します。この距離を24時間で割れば、1日の平均速度が算出されます。 例 10,000歩 歩幅0.5m 距離は5000m=5km 速度 5km÷24h=0.21km/h
2. 平滑筋速度 基礎代謝から計算します。 基礎代謝の式は以下の通りです。 身長cm、体重kg
次に速度の計算です。電卓要。
a:基礎代謝、 bw:体重kgとすると、下の式で速度ν(km/h)が算出されます。
厚生労働省から発表されているゼロ歳から 75歳までの日本人平均身長、体重から速度を計算しました。その結果を示します。
年齢に応じて速度の低下がみられます。減速に伴い、熱産生が低下します。気温の低下に対応出来なくなると、電気毛布等外部からの熱の助けが必要になります。 次回は速度の魔術 第一幕 体内時計